【重要】クロームアップデート(Chrome 68)によるSSL対応について

平素より弊社CMSをご利用頂きまして誠に有難うございます。
このたびGoogle社製ブラウザ「Chrome」においてアップデート(Chrome 68)が行われる予定です。
アップデート日については7月25日頃になると思われます。
リリース日について:https://www.chromestatus.com/features/schedule

今回リリースされるGoogle Chromeの新バージョン「Chrome68」では、すべてのhttp接続のページに警告表示されてしまうものとなります。今回は「保護されていません」というテキストだけの表示ですが、今後は更に目立った形での警告表示がされることが想定されます。

<SSL化されていない>

<SSL化されている>

想定される影響としては、警告表示がされてしまうことでユーザーの信頼を落とす。SEOの評価にも影響を及ぼすのではないかとも言われています。
実際にGoogleの公式ブログ内でもSSLについての警告がなされています。

参考URL:https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

▼SSLとは

SSL(Secure Sockets Layer)とは、パソコンとサーバ間での通信データを暗号化してやりとりする仕組みとなります。
昨今、インターネットで個人情報を送信することは当たり前になりましたが、ハッカーによる中間者攻撃(盗聴・改ざん)も多発している現状がございます。
第三者による攻撃から守るため、個人情報を暗号化して通信するセキュリティ手法が「SSL化」(SSL/TLS暗号化)です。

▼Chromeはトップシェアブラウザ

Google Chromeは日本国内においてトップシェアのブラウザです。今回のアップグレードの影響は大きいものであると想定されます。

引用元:StatCounter GlobalStats

▼常時SSLのメリット

1:安全性の強化

2:ユーザーへの信頼性向上

3:表示速度の改善

4:SEOへの影響

 

▼常時SSLのデメリット

1:リンク切れ
→サイト内コンテンツで、絶対パスで内部リンクを記載したものについては書き直さなければならなくなります。

2:SNSボタンのカウントリセット
→http接続のサイトから常時SSL化に対応することで、Facebookのいいねボタンなどのソーシャルボタンのカウントがリセットされてしまいます。

▼タクミコムでの対応

弊社ではこうした流れを受け、弊社CMSをご利用いただいているお客様に向けて無償でSSL対応を行いたいと考えています。
SSL対応については7月10日以降順次対応を行わせていただき、7月24日のアップデートまでに間に合わせる予定でいます。SSL対応につきまして、所定のSSL(ベリサイン等)を利用したい・SSL化をしたくない等のご要望がございましたら、個別にご連絡下さいませ。
※:個別でご指定のSSLを設定する場合は別途有償となります。(個別設定作業費:¥35,000(税別))

なお、ご不明なことがございましたら、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さいませ。

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今後共タクミコムをよろしくお願いいたします。